【1歳児の特徴】発達・遊び・関わり方まとめ|歩行・ことば・自己主張が伸びる時期

発達・年齢別ガイド

「1歳ってどんな発達をするの?」

「急にイヤ!って言うようになった…」

「言葉が遅い?歩くの遅い?」

1歳頃は、赤ちゃんから幼児へと大きく成長する時期。

歩き始めたり、言葉が増えたり、「自分でやりたい!」気持ちも出てきます。

一方で、発達の個人差も大きく、

歩き始める時期や言葉の数にはかなり幅があります。

この記事では、1歳児の特徴を

✔ 身体発達
✔ 手指巧緻性
✔ 言葉・コミュニケーション
✔ 心理・自己主張
✔ 遊び・関わり方

に分けてわかりやすく解説します。

1歳児の平均身長・体重(男女別)

※平均は目安です。成長には個人差があります。
※月齢によっても差が出る時期です。

1歳男の子女の子
身長71.6〜87.2cm70.3〜86.2cm
体重7.94〜12.84kg7.49〜12.43kg

「令和5年 乳幼児身体発育調査」 子ども家庭庁 参照

1歳児の発達特徴

身体機能

1歳児は「移動能力」が大きく伸びる時期です。

できることの例

  • つかまり立ち
  • 伝い歩き
  • 一人歩き
  • 小走りし始める子も
  • 階段への興味

1歳前半は歩行獲得期、

1歳後半になると行動範囲が一気に広がります。

「昨日までできなかったこと」が急にできることも。

手指巧緻性(手の発達)

指先がかなり器用になってきます。

できることの例

  • つまむ
  • 出す・入れる
  • 積む
  • めくる
  • スプーンに興味を持つ

「触りたい!試したい!」気持ちが強くなる時期。

ティッシュを全部出すのも、実は学びの一部だったりします…😂

言葉・コミュニケーション

1歳は、言葉の土台が大きく育つ時期。

例

  • 指差し
  • 「ママ」「わんわん」など単語
  • ジェスチャー
  • 簡単な指示理解

1歳後半になると、

語彙が増え始める子もいます。

ただし、言葉の発達はかなり個人差が大きい分野。

単語が多い子もいれば、理解中心で進む子もいます。

ただし、言葉の発達はかなり個人差が大きい分野です。

単語が多い子もいれば、理解中心で進む子もいます。

また、1歳頃は言葉そのものだけでなく、指差し・ジェスチャー・表情・声のトーンなどを使ってコミュニケーションを取る力も育っています。

「まだ話さないから大丈夫かな…」

と心配になることもあるかもしれませんが、言葉として出ていなくても、大人の話を理解していたり、伝えようとしたりしていることも少なくありません。

そして1歳ならではの魅力が、まだ少したどたどしい言葉たち一生懸命おしゃべりしているのに、何を言っているのかわからなかったり、独特の言い方をしたり。

その時は「何て言ってるのーーー🤣」となることもありますが、あとから思い返すと、動画を見ながら何度も聞き返したくなるくらい可愛い時期だったりします。

自己主張・社会性

ここが1歳児の大きな特徴!!

少しずつ、「自分の意思」が見えてきます。

例

  • 嫌なものを拒否
  • やりたい主張
  • 好き嫌いが出る
  • 親から離れて探索

イヤイヤ期の入り口が見え始める子もいます。

今までは比較的受け入れていたことでも、突然「イヤ!」と怒るようになることも。

大人からすると、

「さっきまでよかったじゃん!」

と思うこともありますよね(笑)

でもこれは、少しずつ“自分の考え”が育ってきた証拠でもあります。

自分で選びたい。

自分で触りたい。

自分でやってみたい。

そんな気持ちが芽生え始める大切な時期です。

1歳児の心理的特徴

1歳児は、

「自分でやりたい」と「まだ甘えたい」

が同時に存在する時期。

自立したそうに見えても、

安心できる存在を確認しながら冒険しています。

だからこそ、

  • 後追い
  • 抱っこ要求
  • 急なぐずり

が増えることもあります。

例えば、さっきまで楽しそうに遊んでいたのに、急に抱っこを求めたり、少し離れただけで泣いたり。

親としては「どうしたの!?」となることもありますよね。

でもそれは、「一人で行けるかな?」と挑戦しながら、

「やっぱりママ(パパ)がいると安心」

と確認している姿でもあります。

安心できる場所があるからこそ、少しずつ世界を広げていけるのかもしれません。

「自分で!」の始まり

また、1歳後半頃になると、

少しずつ「自分で!」の気持ちが見え始める子もいます。

スプーンを持ちたい。

靴を履きたい。

ボタンを押したい。

もちろん、まだ上手にはできません。

むしろ、手伝った方が早いことの方が多いかもしれません(笑)

それでも、本人はとても真剣です。

時間がない時は難しいこともありますが、少しだけ待ってみると、満足そうな顔が見られることもあります。

私自身、「急いでるし、やっちゃおう!」と全部やってしまうこともありました。

でも、「自分でやりたかったーーー!!」と泣き出してしまい、結局もう一度最初からやり直し…なんてこともよくありました(笑)

一見時間がかかるように見えても、少しだけ手を添えたり、できそうな部分だけ任せたりして、「自分でできた!」と思えるように関わる方が、結果的にスムーズなこともあります。

また、どこまで手伝ってほしいのか、どこは自分でやりたいのかは、その日によっても違います。

「ここは手伝おうか?」
「自分でやってみる?」

と声をかけながら進めると、お互いに気持ちよく取り組めることもあります。

1歳児の発達段階

ピアジェ:感覚運動期(0〜2歳)

見る、触る、動く。

実際の体験を通して世界を理解していく時期。

1歳は特に、

「自分でやって確かめる学習」

が活発になります。

エリクソン:基本的信頼感→自律性の芽生え

安心感を土台に、

少しずつ

「自分でやってみたい」

気持ちが育ち始めます。

1歳児の遊びの特徴

1歳頃は、

ひとり遊び〜並行遊びへの移行期

と言われます。

近くに他の子がいても、

まだ一緒に協力して遊ぶより、

「自分の遊び」に集中することが多い時期です。

好む遊び

感覚遊び

  • 水遊び
  • 砂遊び
  • 触感遊び

出し入れ遊び

  • 箱遊び
  • 型はめ
  • ボール落とし

模倣遊びの始まり

  • 電話ごっこ
  • 掃除まね
  • おままごと初期

1歳児におすすめの遊び・おもちゃ

粗大運動遊び

身体を使う遊び。

おすすめ

  • ボール遊び
  • 公園遊び
  • 追いかけっこ
  • トンネル遊び

微細運動遊び

指先を使う遊び。

おすすめ

  • 積み木
  • シール貼り
  • 型はめ
  • カップ重ね

おすすめおもちゃ

  • 積み木
  • プルトイ
  • 型はめパズル
  • 音の出るおもちゃ
  • 絵本

1歳児と接するときのポイント

「自分でやりたい」を尊重する

1歳児は挑戦期。

時間がかかっても、

少し待つことで自信につながることがあります。

ダメ!だけで終わらせない

危険場面以外は、

「こうしようか」

と代替案を出す関わりもおすすめ。

ことばをたくさん浴びせる

話せなくても、理解はどんどん育っています。

絵本、歌、会話などは、言葉の土台づくりにつながります。

また、子どもは言葉の音だけでなく、大人の口の動きや表情も見ながら言葉を学んでいると言われています。

そのため、動画を見る時間も楽しいですが、絵本を読んだり、目を合わせて話したりする時間も大切です。

保育園や幼稚園の先生が、子どもに顔を向けながらゆっくり話しかけている姿を見たことがある方もいるかもしれません。

そうしたやり取りの中で、子どもたちは言葉だけでなく、コミュニケーションそのものも学んでいきます。

とはいえ、たくさん話しかけていても、なかなか発語が出ない子もいます。

言葉の発達は本当に個人差が大きい分野です。

言葉をたくさん理解してから話し始める子もいれば、身振りや表情で十分伝わるから、あまり言葉を使わない子もいると言われています。

「まだ話さないけど大丈夫かな?」

「話しかけ方が足りないのかな…」

と不安になることもあるかもしれません。

でも、みなさんの育児の様子を直接見ているわけではありませんが、この記事をここまで読んでくださった方なら、きっと日頃からたくさん話しかけたり、一緒に遊んだり、子どものことを考えながら関わっているのではないかなと思います。

「おはよう」
「おいしいね」
「わんわんいたね」

そんな何気ない毎日のやり取りも、子どもにとっては大切な言葉のシャワーです。

発語の時期には個人差がありますし、言葉の育ち方も一人ひとり違います。

その子なりのペースで、言葉をため込んでいる途中なのかもしれません。

発達はもちろんですが、その子の性格や気質によっても表れ方はさまざまです。

だからこそ、今たくさん悩んでいること自体が、子どもを大切に思っている証拠なのかもしれません。

今の育児、はなまるです◎

もちろん、不安が強い場合や気になることが続く場合は、専門家へ相談してみるのも一つの方法です。

発達が気になるとき

1歳は、発達差がかなり大きい時期です。

歩く時期、言葉の数、人見知り、後追い…

どれも幅があります。

一方で、

「なんとなく気になる」

「関わりづらさを感じる」

そんな感覚も、無視しなくて大丈夫。

不安が続く場合は、園、小児科、役所の発達相談窓口、相談機関などへ相談する方法もあります。

1歳だと成長発達の差がまだまだ大きく、判断は専門家でもなかなか難しいです。

ですが、相談は、「何かを決めるため」ではなく、その子に合ったサポートや関わり方を探す機会になることもあります。

1歳児の魅力

1歳頃は、

できることが毎日のように増えていく時期です。

昨日までできなかったことが、

今日突然できることもあります。

一方で、

できたりできなかったりを繰り返しながら成長していく時期でもあります。

「できた!」

だけでなく、

挑戦している姿そのものも、

1歳らしい成長の一つかもしれません。

まとめ|1歳児は「自分でやりたい」が育つ時期

1歳児は、

歩く、触る、伝える。

世界が一気に広がる時期です。

できることが増える一方で、

甘えや不安定さも見られることがあります。

「早い・遅い」だけで比べるより、

その子らしい成長のペース

を見守っていけるといいですね。

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