「母乳育児って幸せな時間だと思ってた」
赤ちゃんを抱っこして、おっぱいを飲ませて、
ゆったりした気持ちで見つめ合って…。
出産前は、そんな“優しくてあたたかい時間”を想像していました。
でも実際の私は、
母乳育児がしんどくて、つらくて、
正直“嫌だ”と感じていました。
今回は、
「母乳育児がつらかった私の体験」を書こうと思います。
同じように悩んでいる人に、
「そんな人もいるんだ」
って少しでも気持ちが軽くなったら嬉しいです。
私の胸・母乳の状態
私は陥没乳頭でした。
でも、娘は意外と飲むのが上手で、
母乳自体も結構出ていました。
だから周りから見ると、
「母乳育児できるタイプ」
だったと思います。
でも、“できる”と“したい”は別でした。
はじめて母乳をあげた時の違和感
出産後すぐ、
助産師さんが赤ちゃんを胸に連れてきて、
そのまま初めて授乳をしました。
よく聞くような
「愛おしい」
「感動した」
「涙が出た」
みたいな気持ちではなくて。
私はその時、
なんとも言えない“モヤッ”とした感覚がありました。
自分で授乳した時、「嫌だ」と思ってしまった
自分で初めて授乳した時は、
まず普通に痛かったです。
でもそれ以上に、
“吸われている感覚”
そのものが、なんだか嫌でした。
うまく言葉にできないけど、
「無理」「嫌だ」
って感覚がずっとありました。
「母親なのにこんな風に思うなんて」
って、自分を責めたこともあります。
おっぱい指導もしんどかった
病院には、
おっぱい専門の助産師さんがいました。
胸の状態を見たり、
授乳方法を教えてくれたり、
母乳育児をサポートしてくれる存在です。
もちろん、
赤ちゃんのためを思って言ってくれているのは分かっていました。
でも、私はそれもしんどかったです。
胸を他人に触られるのが嫌だった
授乳指導やマッサージで、
胸を触られること自体が苦痛でした。
産後で心も身体もボロボロの状態だったので、
余計につらかったんだと思います。
搾乳がしんどかった
陥没乳頭だったこともあり、
搾乳をすすめられました。
でも、
「少しでも休みたい」
その時間に搾乳しなきゃいけないのが、本当にしんどかったです。
母乳育児をすすめられるのがプレッシャーだった
母乳は出る。
娘も飲むのが上手。
だからこそ、
「母乳でいけるよ!」
という空気が強くて。
母乳のメリットを教えてもらうたびに、
だんだん追い詰められていきました。
ミルクの量でも悩んだ
娘は、とにかくよく飲む子でした。
泣く=お腹すいた
みたいな感じで、
本当によく飲みました。
飲ませれば落ち着くし、
飲まないと泣く。
だから飲ませていたら、
退院する頃にはミルク120ml/回くらい飲んでました(笑)
でも、
「飲ませすぎ」
「量が多い」
と注意されることもあって。
赤ちゃんは泣く、
でも飲ませたら注意される。
それがかなり精神的にしんどかったです。
混合育児をやめて、1ヶ月で完ミに
そんな感じで、
私は混合育児を1ヶ月でやめて、
完全ミルクにしました。
すると、すごく気持ちが楽になりました。
授乳時間が苦痛じゃなくなって、
「次の授乳が来るの嫌だな」
って考えなくなったんです。
もちろん、
母乳が必要な赤ちゃんもいるし、
母乳をあげたくてもあげられない人がいることも分かっています。
でも、
“嫌だな”
“つらいな”
って思いながら無理を続けるのは、
違うんじゃないかなって私は思いました。
今、母乳育児がつらい人へ
今のミルクって本当にすごいです。
どんどん改良されているし、
頼れるものは頼っていいと思います。
母乳でも、
ミルクでも、
混合でも、
赤ちゃんが元気で、
お母さんが少しでも笑えることの方が大事。
育児って、授乳だけじゃないです。
他にも悩むことがたくさんあります。
だから、
もう少し肩の力を抜いてもいいと思います。
「母乳が嫌だった」
そんなお母さんも、ここにいます。

コメント